最近、高田裕三の「3×3アイズ」を読み返してみる。
その雑感。
1~4巻あたりまでは、さすがと言った印象。
今、読み返しても良く出来ているし
全体的なアジアンテイストは、現在でもあまり存在しないので
かなりのオリジナリティが感じられる。
また、キャラクター面でも「不死 2重人格 不思議ちゃん ツンデレ」
といった試みがなされていて、これも魅力のひとつ。
他にも「中国妖怪と戦う、特殊能力(獣魔術)が全て漢字、宗教がバックボーン」
というのも目新しい。
物語は、「ヘタレだった主人公が、強くなって登場」や「三只眼に徐々に認められてゆく」
「いい感じに、女性キャラが増加してゆく(後半は超絶インフレ)」などは見所
また、女性×触手といったようなフェティッシュな部分も垣間見れる
(つーか、なにげに裸の多い漫画だったのだと気づかされた)
特に1巻のクウォリティは高く、舞台背景の書き込みや、キャラクターを丁寧に書こうとする
姿勢などが垣間見え、高いテンションを維持し続ける。
それは2部の前半(主人公再登場の回)まで続く。
が、それからは徐々に下降線を辿り、後半はかなり厳しいものとなってゆく。
当時は、20巻あたりまで読んだ記憶があるので、相当頑張った方だと思う。
そして読み返しても、10巻あたりでやや厳しくなりはじめた。
高田氏は連載途中で漫画家をやめようとしたが、その苦労が漫画に
反映されて、3×3アイズ自体の漫画の方向性自体を変化させてしまったように思える。
また、絵柄に関しても、後半は「変に凝り固まった手癖」で描いている印象。
これも、「はじめの一歩の如く、特化した筋肉の描き方」と捕らえれば
まあ、ありなのかも知れないが、自分には、受け入れづらい。
後半に、次々と投入される敵キャラと増加し続ける女性キャラには辟易
(直後の物語に必要なキャラを急造する感じ)だが
後半になっても、旧キャラが出てきたりするので、みんなで戦ってる感が
感じられるのはすばらしい。
2 件のコメント:
個人的には6巻迄は熱心な読者でした。
多分私も20巻近くまでは頑張ったような。。
第二部くらいでさくっと完結すれば
素晴らしい名作だったのになあ。
禿同!
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