水曜日, 4月 22, 0021

ひさびさのあだち作品

今クールからアニメ放送が始まった あだち充の「クロスゲーム」を

読み始めた。

久々のあだち作品。

いや~いつもと変わらない手触り。

もう伝統芸ですね、これは。

この安心感は、あだち充お約束の「野球・ラブコメ」からくるものだが

それだけでなく、1巻から10巻まで読んで、思ったが

絵柄の安定性からくるものだなぁと実感。

なんせ、1巻からキャラクターの線に変化がない。

ベテランだから当たり前の話だが、それでも普通はキャラクターの書き方や

ラインの変化は多少あるものだ、がそれがほとんど無い。

内容は「あ~第三野球部かぁ」と雑感。

あとは、いつものラブコメなのだが、今回は「永遠のヒロイン」を設定していることが

新しい(さすがになんか無いとねぇ)

主人公にベタ惚れだった女の子を序盤で殺してしまうことで、これからの恋愛が

どうなるのかが見所。

そしてヒロインは、死んでしまった女の子の妹。

主人公とヒロインはすこぶる仲が悪い(ほぼ一方的にヒロインが主人公を嫌っている)

これは、「虹色とうがらし」や「ラフ」でも見られた、あだち充のテンプレ。

まあ、普通なら物語が進むにつれて、ヒロインが主人公を徐々に認めてゆき

ライバルの出現によって、自分の本当の気持ちに気づく・・・・的な感じなのだが

今回は、「死んでしまった自分の姉」の存在があるので、素直にそこまで辿り着けない

当然、物語の途中で、二人の関係のテコ入れとしての新キャラ投入なんかも行われ

ん~いい感じの関係になりつつあるなぁと思っているが

その壁をいかに越えるか、が今回の最大の見せ場だろう。

それには、姉のことを良く知る人物の助言や、さらなる新キャラの投入が必要となってくる

と思われるが、10巻でこのペースじゃ、全何巻になるんだ?

あとは、空気読みすぎな脇役※1や、わかり易いライバル出現※2など、いつものあだち漫画です。

しかし、今まであだち作品を読んで、この人の漫画の描き方は判ってる筈なのに

なぜ読んでしまうのだろうか?

だって、物語の意外性なんて皆無だもんなぁ。

どーせ、主人公とヒロインは結ばれるわけだし

しかし、どういう経緯でってのが今回の肝か

いや、むしろ結ばれないエンディングだったとしたら、かなり新しいかも。

きっと、毎度毎度読んでしまうのは(読み返すことは滅多にない)

おそらく、そういうお約束を安心して享受したいからなのかなぁ。

※1 こういう存在がいるからこそ、物語がテンポ良く進むんだなぁ。

※2 すごい空気なんですけど。大丈夫?オッツダルヴァに怒られるよ?


追記:2009,4,24

13巻まで読了。

う~む、まさか新キャラがこんなんだとは・・・。

発想的には許容できるけど、10巻以降のテンポが悪くなってきてる。

これは明らかに、新キャラの登場に伴う、すり合わせと状況確認に

時間が掛かってる。

今後の展開が、この停滞した物語をバネに出来るほどのものなのか・・・。

つーか、描くの飽きてません?

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