人は、奇跡に直面したときに、どんな表情をしているのだろう。
そんなことを考えさせられる体験を、最近した。
それは、いつものように中古ゲームショップを巡っていたときだった。
移動手段が車の私にとって、駐車場がない・狭い路地にある・等の店は
ほとんど入ることがなく、見つけたとしても横目で見る程度であった。
しかしその日は、大した戦果もなく、このまま帰るには少々手元が寂しかった
すると、私の心中を察したかのごとく、いままで見たことのないゲームショップ
らしき店を発見した。
その店には駐車場がなかったが、今の私には関係ない、まったく関係ない。
強引に近くのアパートの空き駐車場に車を頭から止めて、いざその店へ。
確かにゲームショップだった。期待を胸に、その店の中に足を踏み入れた。
しかし、そのとき違和感を感じた。以前にも同じような感覚を私は体験している。
慎重に、店全体を見回してみると、不安が加速していった。
ゲームのラインナップ・価格設定・商品陳列・さらに、雑貨・洋服・フィギア・18禁コーナー
すべてが、あのときと符合する。
まさかな・・っと、ゆっくりとカウンターに視線をおくると、そこには妙に若作りした女性が
なにやら忙しそうにダンボール箱の中の商品をチェックしていた。
私は、そのときひとつのミスを犯していたのだ。あまりにも似すぎているこの店の雰囲気に
飲まれて、もう一人の人物に気づいていなかった。
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