金曜日, 6月 26, 0021

エヴァンゲリヲン 新劇場版 「は?」

エヴァンゲリヲン新劇場版:破を見てきた

その雑感


内容は、TVシリーズ第8話「アスカ、来日」から第19話「男の戦い」まで

今回は新キャラクター「マリ」の登場が注目される。

前回「序」では、TVシリーズのディティールアップ版という側面が強かったが

今回は、いよいよ物語に変化が現れてきた。

それぞれのキャラクターの内面の変化や、関係性の明確化が図られている

ドラマがより、わかりやすく、演出も緩急をつけて、見るものの感情をコントロール

している。

それは、TVシリーズを見ていない人の為、という側面もあるだろうが、

多くはファンサービスともとれる。

秘める感情がなくなった分、底は浅くなった感は否めないが

それでも見ていて楽しめるレベルだ。


今回は、歌がそこかしこに配置されていて、それが状況を表していたりするわけだが

マリの歌う「365歩のマーチ」以外は、あんまり画の雰囲気にマッチしていなかった。

カヲルがセントラルドグマに降下する際に流れたベートーベン「歓喜の歌」ほどの衝撃はないな。


もう一度見たいと思えるシーンもOP「マリ出撃」のシーンだけだな。

とにかく掴みはよかった。

中盤は、エヴァ特有のほのぼのとシリアスの混在する内容。

後半は、「命の選択を~男の戦い」なので、語らずともわかりますよね。

そしてラスト、エヴァ暴走から、まさかの前劇場版の匂いがしてきて、

「まじか!?」と庵野に苦情の電話を掛けようと思ったら

カヲルの最後の一言で、受話器をそっと置いた。

この映画は、最初と最後に尽きるかな、自分にとっては。


マリも今回は顔出し程度だったので、次回作でようやく本領発揮でしょうな。

あと、坂本真綾の評価が年々高くなってきているなぁ、自分の中で。

細かいストーリーテリングに関しての意見は3部作すべてを見てからじゃないと

なんともいえないので、そこは省略。

でも、物語の緩急の付け方や、ストーリーの圧縮には成功していると思います。

次回作「Q」も見ることになるんだろうなぁ。

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