重松清「疾走」を薦めてくれた友人に、この本の感想を聞いてみた。
「面白かった!」
だそうです。
そこで、私は????となった。
彼は非常に読書家で、表現する言葉は非常に豊富だとうことを初めに断っておく。
私としては、何が面白かったのかを聞きたいのだが
それ以上の言葉はないそうだ。
面白い・という言葉は非常に広域な意味を含んでいる
受け取り手によっては、誤解を招く可能性がある。
多くを語らずに「面白い」という非常にシンプルな感想というのも
なかなか本人の性格や気持ちを表現しているなぁ・とも思えるが
本の感想としては、なんとも受け取りづらく、また真意を掴みづらい
(感動した・とかも同様)
人に本の感想(映画とかゲームでも)を聞くときに
何を求めるか、というと
この本を読んでその人がどのようなシーンで、どんなことを思い・考えたか
ということだ。
それが自分と同じであれば、すごくうれしいし(ま・これを求めてる場合が多いが)
違う感想でも、「ほう、こういう見方や考え方もあったか!」という発見が面白いのであって
単に「面白い」という自己完結的且つ多様性に富み非常に含蓄の在る感想は
私のような、薄っぺら人間にはおおよそ計り知れないものでございます。
だって人はさ、共通の「面白い」の先の分岐にこそ、その人の趣味・思考が現れるわけで
それが、その人を構成している要素でもある訳じゃん?
その手前で、終わりってんだったら、「もういいです」って感じだよなぁ
つーか、もうその人には感想は聞かないことにする
(だったら、「ダンサーインザダーク」や「桜の国・夕凪の町」を読んでも
面白い・の言葉しかねーのかっ!と考えてしまう)
面白いってむずかしい。
日曜日, 8月 31, 0020
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